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第45回日本血液浄化技術学会学術大会参加レポート

2018/08/10
 
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どうもさぼ(@ce_sabo)です。

 

4/21~4/22の2日間で第45回日本血液浄化学会学術大会(以下JSTB)に参加してきました。

 

 

 

 

今年の会場は名古屋でした(^^)

初名古屋です!

 

 

名古屋国際会議場↑

 

 

今回の出張で体験したことや勉強になったことを備忘録として記録していきたいと思います。

 

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JSTB0日目

 

0日目はおまけなんですが、いい経験だったので載せます。

 

CEさぼは関東のどっかに住んでいるので、新幹線で前日入りしました。

 

0日目は名古屋に住んでいる大学時代のサークルの先輩(以下Y先輩)と、大学卒業ぶりに飲みにいきました。

 

なぜか、その先輩の友人(以下Tさん)も一緒に3人で飲みました。

(友人もくることは事前に知らされていなかったw)

 

 

一軒目は、本人曰く「名古屋一おしゃれなbar」と言っていました。

 

ビオワインといって有機栽培で採ったブドウから作ったワインを飲めるbarにお邪魔しました。

 

 

しかもすべて国産!

ワインはそこまで飲まないんですが、色んなワインを飲み比べできて、かつ1つ1つが美味しかったです。

 

Y先輩はサークルの先輩で、医療従事者ではありません

 

今はイベント企画・運営を仕事にしていたのはなんとなく、知っていたのですが、

詳しく聞いてみると、まさかのフリーランスでした。

 

その友人、Tさんもやはり医療従事者ではなく、広告代理店勤務の方です。

 

医療従事者以外の方と飲む機会は自分から掴みにいかないとまったくないので、

どうやって働いているのか?仕事についてどう考えているとか?

いろいろ聞くことができました。

 

まぁ、その2人に「臨床工学技士やってます」と言ったら、

2人揃って「知らない」と言ってたので、まだまだだなと思いしらされました。

 

今後の働き方を考えるうえでとてもいい経験となりました。

 

率直な感想はやはり、

病院内で仕事だったり、活動しているだけなら何も変わらないということを前からうすうす思っていたんですが、それが実感できました。

 

臨床工学技士の知名度を上げるには手段はなんだっていいということですよね。

 

 

JSTB1日目

 

聴講したセッション順に追っていきます。

 

研究に対しては、1つ1つ言及していくとキリがないので、

というか著作権的にどうなのか不明なので、全体を通して感じ取ったことを書いていきます。

 

 

BPA

 

Best Presentation Awardです。

直訳すると、最優秀プレゼン賞。

誰もが1回くらいはノミネートや賞をもらいたいんではないでしょうか?

 

昨年は僕の上司や先輩の発表は関連学会でBPAノミネートされていましたが、

僕もいずれは目指したいところであります。

 

そこでBPAに関して個人的な意見を。

BPAだからいい研究だとか、いいプレゼンだとかでは決してないと思うのです。

 

確かにBPAは攻めた研究や今までにない研究などが多い気がしますが、

研究発表やその後に投稿される研究論文まで全部見ないと、

その研究のほんとうの価値が分からないと僕は思っています。

 

僕は一般演題も興味があるものだったら、見に行きますし、

そこには新たな発見や見識があります。

 

 

シンポジウム①「On-lineHDFは未来に何を継承すべきか?安全性と治療技術の継承」

 

僕はシンポジウムもけっこう好きです。

最後にディスカッションするのが本当にためになります。

 

題名はすごい幅広いのですが、

オンラインHDFをやるにあたって、安全性と治療技術の2つの方向から見て、

何が重要かのセッションでした。

 

安全性といえば水質ですよね

 

僕も最近気になっているのが「透析液の清浄化」なわけで、

オンラインHDFのあらゆる効果は水質の清浄化じゃないかと勝手に思っています。

 

 

今の水質基準はほんとうにいいのだろうか?

サンプリング場所は?

培養の仕方はどうか?

というか培養できる菌ってどのくらいあるの?とか。

 

など今の水質管理の問題点を話し合って、今後どうしていくべきかを考えさせられました。

 

 

治療技術という観点からは、僕たちCEが関わるのは「透析条件」ですよね。

 

僕は患者さんに適した透析条件が一番大事だと思っています。

 

なのであらゆるデータを総合的に判断して、

患者さんに適した、補液量や希釈方式、膜面積、フィルターの種類とか考えていかなければなりません。

 

 

 

共催セミナー4「透析液の安全管理のススメ 清浄化から濃度管理まで」

 

 

透析液作成には透析液を作るRO水の清浄化が大事なのはもちろんですが、

その次の段階として

透析液濃度を正しく混合し、その測定濃度がズレたり、しないように管理することが必要となってきます。

 

これについては、現在進行形で僕が研究しているテーマであり、

過去の記事に透析液濃度測定の現状や問題点を載せました。

 

こちらも是非ご覧ください。

2018.1.11更新 透析液濃度測定の現状と問題点

 

濃度管理って非常に誤差とか組成の変化に対する対策とかいろいろ考えることがありすぎるので、割愛します。

 

測定の原理による違いとか測定誤差とか実際の管理方法とか話すとキリがないのです。

 

とりあえず濃度管理の指針ができたり、透析液用の標準物質ができたり、していく中で、

JSTBやメーカーが協力して、今後管理方法などを検討している段階なのでその都度、報告していきたいと思います。

 

 

その後

 

その後は上司が2演題やるので、そこに行って、

それが終わったら、他の一般演題を行ったり来たりしていました。

 

朝からインプットしつつ、プレゼンで参考になる見せ方とか発表の仕方を見たり、

間違った統計手法使ってないかを探したりしていたので、集中力が切れてしまい、コーヒーでも飲みながらいつも通りTwitterを眺めていました。

 

そしたらサタモさん(@tasamo116)からDMが!

せっかくの機会なので、会って少しお話をすることになりました(^^)

けっこう話込んでしまって、気づいたら演題がほとんど終わってしまうという事態に(笑)

 

Twitter上で絡むのもいいですけど、しっかり会って会話したりするのが大切だと思いました。

 

施設や地域ごとにいろんな意見や考え方があって、そこから色んな問題点とか改善点とかも浮かんできます

 

こんなまだまだCE4年目の僕ですが、今後学会等で実際会って話したいという方はDMなりメールなりくださると嬉しいです。

CEさぼのTwitter(@ce_sabo)もよろしくお願いします。

 

 

 

JSTB2日目

 

シンポジウム④「管理指針・標準化を巡る最近のトピックス」

 

VAの指針や前述した透析液濃度測定に関する指針についてのシンポジウムでした。

 

ここは僕が一番聞きたかったセッションで、

指針に大きく携わっている数々の先生が自ら講演し、指針策定にかけた本当の理由や背景、

これからどうやって取り組んでいくのかなど詳しく知ることができました。

 

指針とかガイドラインって、文章読んでそれ通りにやればいいかっていうとそうではなく、

その指針やガイドラインが何で作成されたかとかをしっかり考えながら、日々の業務に還元しなければならないと思いました。

 

まぁ問題となる施設は、日臨工にすら入会していなくて、指針をまず知らなかったり、こういうシンポジウムがあることすら知らなかったりするんだろうけど

 

なかでも透析液濃度管理を具体的にどうしていけばいいかを勉強できたのでここはかなりの収穫となりました。

 

 

よくわかる⑩「CEのための統計(学)」

 

今や統計大好きキャラが根付いたCEさぼも尊敬している先生の講演です。

 

内容はあまり言えませんが、

CEがどうやって統計学を学んでいけばいいかとかを、統計学はなんぞやからどんなフレームワークで学んでいって、自らの研究に盛り込んでいくかを話してくれました。

 

間違った統計手法の具体例とかもあって参考になりました。

 

何度か先生の講演は聴かせてもらっていますが、

今回ばかりは統計学の勉強をしっかりしてきたので、内容をほぼ理解することができました。

 

そんでもって、ここがチャンスだと思ってセッション終了後、

先生に直接質問しに行き、ちゃっかり名刺交換をすることができました。

 

今やっている研究に対するアドバイスと間違った統計手法だらけの研究発表をどうやって減らしていくべきかとかの意見などを頂戴致しました。

 

メールで聞こうと思っていたけど、実際話すことができたので、

先生がもっているビジョンとか考え、研究・統計に対しての熱量が実感できました。

 

結果、この貴重な経験が今回の最大の収穫となりました。

 

 

共催セミナー6「I-HDF基礎と応用のUp To Date」

 

IHDFは当院では、数症例しかやっていなくて経験も浅いので、実際の方法論がまだまだなので、勉強になりました。

 

ランチョンなので、メモが後半ぐらいしか取れませんでしたが、こんな感じです。

 

 

BV計使えばモニタリングとか、患者さんに合わせた補液パターンができそう!

って思いましたが、うちのニプロV3ではそれができないのがすごく残念でしたね。

 

今ではニプロではBV計ついたモデルも発売されているみたいなので、検討したいですね。

その前にIHDFの勉強と適応を今一度勉強し直さないとなぁとも思いました。

 

 

その後

 

ちらほら一般演題を見て、新幹線の時間もあったので、お土産を買って、帰りました。

 

 

 

 

かなり簡単にまとめたつもりが、気付けば4000字を超える長編になってしまいました。

 

赤字で書いたところや、マーカーで色付けたところは個人的にかなり重要な部分なので、

少しでも伝わってくれたらいいです。

 

 

来月は日臨工in横浜全日参加です!

その時もレポート書きたいと思います。

 

 

 

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