透析に関わる全ての人に。透析のことを分かりやすく。

透析室で働く臨床工学技士の業務内容・1日の流れ

2018/01/05
 
透析室で働く臨床工学技士の業務内容・1日の流れ
この記事を書いている人 - WRITER -
Pocket

 

 

どうもさぼです。

 

 

そろそろ今年も終わりますね。

 

就職活動真っ最中の学生の方や臨地実習に行っている方も多いと思います。

 

 

この時期になると、臨地実習・国家試験の勉強・就職活動の3つを同時進行でやってすごい辛かった記憶が今でも思い出します。(1年制の専攻科だとこの現象が起こる)

 

僕は10月頃から就活をはじめて、総合病院2つ落ちて、12月中頃になっても決まらず、次の1月にようやく今の職場に内定を頂くことができました。

 

本当に、苦い思い出です。

 

 

前振りが長くなりました。

 

 

今回は「透析室で働く臨床工学技士の業務内容・1日の流れ」ということで

透析クリニックも視野に入れている学生の方の就職活動の参考になればいいと思います。

 

また、臨床工学技士の業務内容を知らない方にも是非読んで頂きたいです。

 

 

 

<スポンサーリンク>

 

 

 

透析室で働く臨床工学技士の業務内容

 

まずは業務内容からです。

ざっと挙げていきます。

 

ルーティン業務

 

・機械室の立ち上がりチェック(施設によって呼び名が違うかもしれません。)

機械室には

①透析液を作る供給装置

②透析液の粉末を溶解する溶解装置

③透析液を作るための水を作るRO装置などがあります。

 

・透析液濃度測定・残留塩素測定など

 

・透析用血液回路のセット

(うちの施設だと「空セット」っていうけど他の施設はどうなのだろう?)

 

・プライミング

オンラインHDFをできる装置なら「自動プライミング」で自動でできちゃいます。

プライミングとは:
透析用血液回路を生理食塩水または透析液で洗い流し、①気泡の除去②フィルターの溶出物の除去を行う 。
 
 

・穿刺

最も重要かつ、技術を要する業務。

シャントは患者さんの大切なものです。

真剣に取り組みます。

 

穿刺は具体的にこんなことをしています。↓↓

初心者必見!透析における穿刺手順・注意点

 

・透析条件・除水量などのチェック

体重入力・記入ミス、DWの設定、除水量設定ミスはUFR(除水速度)に直接影響するので、

絶対間違ってはいけない。

 

・コンソールチェック

除水量、総補液量、静脈圧、透析液圧、TMP、抗凝固剤の残量などチェックします。

(施設によって項目は違う)

・バイタルチェック

血圧測定などします。

 

・血液回路・ダイアライザー出し

 

・返血

血を返すと書いて「返血」。

ダイアライザーや血液回路に残っている血液を透析液または生理食塩水で置換して、患者さんに返します。

 

・回路回収

 

・透析用粉末の補充

 

サブ業務(必要時)

 

・透析コンソールのオーバーホール

 

・その他医療機器の保守点検・定期点検

 

・シャントエコー(シャントエコー係のみ)

シャントエコーとはこんなことをしています↓↓

透析におけるシャントエコーとは?簡単に説明してみた。

 

・VA管理

QBの管理、エコーの予定の管理、PTA・オペ件数の管理など色々あります。

 

・透析条件の変更・説明

 

・係・委員会の業務

 

 

 

 

大まかにいうとこれくらいです。

うちは技士が多いので、係・委員会がそれぞれ分かれていて、人それぞれ任される仕事が違います。

 

 

 

1日の流れ

 

 

僕の施設は透析室が4つあるので、各透析室で透析開始時間や終了時間、スタッフの休憩が異なります。

 

 

よって、だいたい透析クリニックはこんな感じだろうというのを想像して、1日の流れを書きました。

 

 

1日の流れ

時間 業務内容
7:00~7:30 出勤
7:30~8時くらい 1クール目プライミング・2クール分の回路セット(空いているコンソール)
8:00~

2クール目・次の日の1クール目の回路・フィルター出し、透析液濃度測定など。

8:30~

穿刺

1時間おき 血圧測定、装置のチェックなど
11:30~ 返血・2クール目の回路のセット(朝できなかった分)・プライミング

適宜

昼休憩・休憩
14:00 2クール目穿刺
1時間おき 血圧測定、装置のチェックなど
17:00~ 返血・次の日の1クール目の回路のセット
18:00~ 帰宅

 

 

 

だいぶざっくりですが、こんな感じです。

 

 

総合病院などと比べると、こんなシンプルに業務が進んでいくわけです。

 

 

隙間時間に他の業務、研究や本を読んで勉強したりします。

 

 

毎日業務がほぼ決まっていていいと思う方と、

毎日ほぼ同じ業務だけではなく、もっと違う業務をしたいと思う方がいたり、

捉え方は人それぞれだと思います。

 

 

 

施設によっては3クール、夜間透析、オーバーナイト透析などがあります。

 

 

また、透析開始・終了時間がかなり変わってくると思うので、

病院見学の際に細かいところは担当者の方に聞いてみるべきだと思います。

 

 

 

 

今回はまとめなしで、以上となります。

 

 

 

 

この記事を通して、少しでも臨床工学技士という職業を知ってくれたら嬉しいです。

 

 

 

<スポンサーリンク>

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Copyright© CEさぼの備忘録 , 2017 All Rights Reserved.